すずめ農園の生きものブログ

仙台市泉区の里山・泉ヶ岳で出会う生きもの。

いきものNo.1日本生まれ育ちのたんぽぽ

野良しごとの合間に
近くの八幡神社
お花見お昼ごはんしてきました☆

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そこで見つけたたんぽぽ

日本のたんぽぽでした。

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ご存じの方も多いとおもいますが、
基本的なセイヨウタンポポとの見分けかた
(小学校理科の教科書に載ってたきがする)

チェケラ↓

http://www.nature.or.jp/shoko/Tampopo/Kinki_2005/2004YobiChosa/2004YobiJisshi-Sanko_2.htm

萼(ガク)?と思っていたところは
総苞外片(そうほうがいへん)というんですね!

みつけたたんぽぽは
それはもう立派な総苞外片の
引き締まり具合♡

美しいです。


いまは外来のセイヨウタンポポに生息場所が奪われて、在来のタンポポは少なくなっていると聞きます。

私も近所の道端を見ていると、
去年までは在来タンポポいたのに
今年は生えてこない..
ちがうタンポポがいる。

みたいなことあります。

たんぽぽだけでなく
外来種問題ってありますよね。

私、教育実習やってたときに
高校生からこんな質問うけました。

「ぼくはブラックバス釣りがすきです。
テレビとか新聞ではブラックバス外来種だから、捕まえて駆除するっていうじゃないですか。
同じ命なのに、殺さなきゃいけないっておかしくないですか?」

(記憶あやふやだけど、たしかこんな感じ)

と聞かれたことがあります。

そのときうまく答えられなかったんだけど、

命に良いも悪いもないんだけど、


「種」という生きものグループでみたとき、
※もちろん「個」も大事!

そのグループをひとつ失うということは
その遺伝子が今後永遠に失われるということ。

多様性が失われるということ。

時代、環境が変化していくなかで
仕方のないことかもしれないけど、

地球上でともに進化して生まれた
多様な命を
未来に残すことができたらいいな。

残すとか、守るとか、そういう関わりかた
というよりは
ともに生きられるような暮らしができたらいいな。

と私はおもっています。


そしてそれは

農では
在来野菜や伝統野菜を育てること
自家採種することの大切さにも
繋がってくるのですが、

それはまた今度の機会に投稿したいとおもいます◎

はじめまして。

泉ヶ岳(イズミガタケと読みます)で出会う生きものたちを紹介するべく

ブログを立ち上げました!すずめ農園です。

 

仙台の街中(たぶん東北で一番の都会)から、車で40分ほどのところにある片田舎。

私が子どものときに比べたら、生きものは減っているように感じますが、

田んぼ畑にいると、たくさんのかわいい生きものたちに出会います。

 

子どものときから、生きものをじーっと観察するのが好きで、

いま農園をやっていても、野良しごとそっちのけで観察していることもあります;汗 ←仕事しろ!

 

田んぼ・畑・山で出会う、虫や鳥、

食生活でお世話になってる麹(糀)、酵母などの微生物、

育ててる作物と、雑草・野草などの植物、

魅力的な人々まで、

マイペースに紹介できたらいいなと思っています。

 

どうぞよろしくお願いします☆

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泉ヶ岳、こんなところ。

冬は白鳥います。