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すずめ農園の生きものブログ

仙台市泉区の里山・泉ヶ岳で出会う生きもの。

生まれ変わるとしたら。

生まれ変わるとしたら、なにがいいですか?

 

また人間がいい!

そう答えられる人って、ほんと素敵!

ちゃんと自分のこと好きでいる人だと思うんです。

 

私は、それがずっと言えなくて、

他のいきものに生まれたかったって思っていました。

 

ヒトは、いまの社会では、生きているだけで

まわりを汚してしまう、余分に命を奪ってしまう。

 

いま住んでる家を作るために

いま着ている服をつくるために

今日食べたお料理をつくるために

どれだけのいきものの居場所が奪われていて

どれだけのエネルギーがつかわれて

どれだけの人が苦労をして

どれだけのゴミが出たんだろう。

 

暮らしに必要なモノや食べ物

それらが栽培されて加工されてお店にならんで

私の手に入るまで、きっとたくさんの犠牲があった。

 

グローバルな世界で遠いところからモノやエネルギーがやってくる

自分の手で作りだしていないものがあまりに多くて

自分の目で見えないものがあまりに多くて

それがどうなっているのか

知れば知るほど罪悪感だったりします。

 

生きててごめんなさい

ヒトに生まれたこと。

 

そんな風に思えてしまって

そう思いたくはないのに。

 

鳥でも、カエルでも、虫でも、

 

彼らは、自然の中で、素直に生きて、

生態系の中では命の循環があって、

その一部でいられる。

 

それがとてもうらやましい生き方のように思えるんです。

素直でシンプルで調和がとれている。

 

すずめ農園をはじめた理由はたくさんあるんですけど

ひとつ「ごめんなさい」じゃない生き方がしたかったんだと思います。

 

なるべく食べ物を育てて

ときには野山の実や野草もいただいて

まわりの人に助けられながら

いろんなものを手作りする

 

そういうことをひとつひとつチャレンジしながら

暮らしていたら

モノ、ヒト、デキゴトへの

「ありがとう」がふえました。

 

ぜんぜん、まだまだ、

できていないことが多くて

はじまったばかり

 

それでも、

 

農薬も肥料もない中で育ってくれた稲をみて

育ってくれてありがとう

実ってくれてありがとう

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稲を見ているだけでも

生かされているありがたさを感じることができます。

 

自然の恵みと

やおよろづの神様といわれる目に見えない存在への

感謝の気持ちが生まれました。

 

私にとっての「ごめんなさい」じゃなく「ありがとう」の生き方

 

それはきっと新しく手さぐりで探すものでもなくて

ストイックな仙人生活みたいなものでもなくて

 

日本の里山の暮らし

そのものなんじゃないかなと思うんです。

 

自然に寄り添った循環を、人の手で作りだしていた。

 

自分の手で自然と関わり

人と人が助け合って生きていた。

 

そういう暮らしが楽しそうだから
そういう暮らしのモノや風景が美しそうだから

 

そういう感覚で、里山の知恵や心を現代に取り入れていけたらいいな。

はじめのネガティブな気持ちが原動力じゃなくてね。

 

そんなこんなで、道半ばですが、

 

稲も野菜も

麹も梅干しも

鳥も虫も

石も苔も

太陽も月も

 

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暮らしていて目に映り触れるものたちが

美しくて、かわいくて、愛おしくて

 

人間に生まれてきてよかったなぁと

いまやっと思います☆